« トゥルーブラッド シーズン2     (6/13) | トップページ | ザ・クラッカー   (6/6) »

2012年7月19日 (木)

戦火の馬   (7/18)

「戦火の馬」という映画を見ました。スピルバーグの監督作ですね!

スピルバーグが戦争映画を撮った、と聞けば、「プライベート・ライアン」を思い出すけど、私はあまり夢中にはなれなかった覚えがあります。
もちろん、スピルバーグの映画そのものは大好きなんですよ。「未知との遭遇」で、タイトル通りに異文化(映画!)に遭遇してしまった私は、「E.T,」でその素晴らしさを実感し、「バック・トゥ・ザ・フューチャー」でその楽しさを体感した世代なんですから。
そんな80年代を生きてきた私などは、その後もスピルバーグ監督作と聞けば、期待に胸を膨らませつつ、驚きという楽しさと不可解という混迷とを交互に感じてきたものです。
今思うと、80年代のインパクトを引きずり過ぎていたのかもしれません。そんなことも、見終わって感じたりもしています。

というのも、この映画が凄すぎるから。
映画の良し悪しは、私には分かりませんけど、こんな映画は誰にも作れないだろうって内容なんですよね。
ストーリーの壮大さ(第一次大戦の始まりから終わりまでを、1頭の馬で語ってしまうストーリー・・)もスゴイのですけど、それを映像化して魅せてしまうんですから、凄い・・・「良いお話」だけに収まらず、しっかりと(イイ意味で強引に?)納得させられてしまうんですもの。

戦争が舞台だから、リアリィティがなければいけないし、美しいストーリーを貫くにはドラマに優しさがなければいけないし、それらを際立たせるには幻想的なイメージも必要だろうし・・・もう孤高的な映画です。

逆に言えば、戦争映画としては「ありえない」だし、ファンタジーとしては「痛々しい」し、馬の物語と期待すれば「可哀想」になってしまうかもしれないけど、終わってみれば「大拍手」なんです。(好き嫌い、良い悪い、はともかく、)すごい映画を作ったものです。

映像の素晴らしさは定評のままに素晴らしいのですけど、私的に大感心したのは、個々の人々のドラマをつないだ構成。ちょっとした群像劇的でして、それでいて、しっかりつながっていくんです。地理的、時系列的、そして心情的につながっていくドラマには大感心でしたね。

80年代のスピルバーグを引きずる私には、やっぱり80年代は蘇ってはこなかったけど、でも(それよりも!)、この監督さんは(やっぱり!)スゴイ人だったんだと再認識してしまえる一本でした。

|

« トゥルーブラッド シーズン2     (6/13) | トップページ | ザ・クラッカー   (6/6) »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/533133/55231875

この記事へのトラックバック一覧です: 戦火の馬   (7/18):

« トゥルーブラッド シーズン2     (6/13) | トップページ | ザ・クラッカー   (6/6) »