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2012年8月31日 (金)

善き人   (8/2)

「善き人」という映画を見ました。ビゴ・モーテンセンが主演です。

1930年代のドイツ、大学で文学を教えるジョンに、ナチ党から呼び出しがかかります。そして、彼の命運が変わっていくのでした・・・そんなお話。

主に戦争直前のドイツが舞台になってます。だから、ユダヤ人迫害が始まる前後ということになります。主人公が一般市民で、政治とは無縁で、ユダヤ人とも親しい・・・そんな設定。それが、意図せぬとはいえナチ党員になっていくんですから、大きな葛藤の結末が待っています。

主人公のジョンは、けっして悪い人ではないんです。人生の所々でいくつかの選択をし、それが意図せぬ方向に進んでしまい、最後には大きな罪を感じることになってしまう・・・見方・考え方によっては(大なり小なり)誰にでも当てはまること。ただ、それがナチスドイツであったということで、大きな罪のドラマになっています。

そんな環境の中でも、ジョンは葛藤を続けます。何も(誰も)救えないわけだけど、そういう意味で「GOOD」というタイトルは意味深です。
個人的にも、「善き人」の意味を自問自答すると、断崖絶壁に立たされてるような気持ちになったり。

戦争を背景にしてはいますが、この映画はちょっと独特です。妄想として、時々、周りの人達が歌を歌い出したりするんです。ジョンの心的描写なのでしょうけど、ちょっとミュージカル風味だったりもします。

私は、何度も一時停止をかけながらも(これはイカン、と)見続けました。やっぱり辛い流れのストーリーって、くじけるんですよね。(だから、最近は見易いTVドラマに流れてしまうわけで、これって思考停滞にむかっているのかな??)

ともかく、戦争が背景のドラマは辛いけど、絡み合った倫理感覚が(なかなか)興味深い映画だったと思います。

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