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2012年8月 1日 (水)

テイク・シェルター   (8/2)

「テイク・シェルター」という映画を見ました。これは、家族(夫婦)のドラマ、心的病と葛藤する物語、それともサイコ・ホラー・・・なんて表現したら良いのか悩んでしまうような映画ですね。

というのも、いろんな要素のバランスと配置が絶妙で、様々な色合いを感じさせる映画なんです。

簡単に言えば、異常な嵐に襲われる妄想に取り憑かれた男の話なのですが、それだけだったら、よくあるストーリーですよね。
この映画でも、男が悪夢を見始めて(その行動に)異常性を見せ始める前半は、これは天変地異を予言した男の話か!と好奇心を刺激されます。でも、だんだんと男の精神的疾患がクローズアップされて、心的葛藤をする男とその家族のドラマになっていくんです。何の変哲もない(周りの)日常と(どんどん)離れていく男とその家族の姿は痛々しく、これは心の病と葛藤する人間(家族)のストーリーであるともいえそうです。

でも、淡々とした描写の中にも、「もしかしたら、ホントは・・・??」みたいなものが見え隠れするんですね。ストーリー的には、夫婦の力で病魔との葛藤を乗り越えていく再生の話なんですが、心のどこかで、「何か起きそう・・・」って。

この映画では、大きな破壊や破滅、人の死傷・・などの直接的映像はありません。それどころか、意外なほど静かに(日常的に)流れていきます。それなのに、怪しく悲愴的な雰囲気が漂ってるんですね。そのせいなのかな、ついつい最後まで見入ってしまいます。

結局、何かが起きるのか否か・・・その辺りは、見てのお楽しみ?? やっぱり、見る側はショッキングな刺激を求めがち・・なのでしょうか。

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