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2012年8月18日 (土)

ルルドの泉で   (8/3)

「ルルドの泉で」という映画を見ました。シルビー・テステュー、レア・セイドゥ等のフランスの俳優さんが出ています。監督はジェシカ・ハウスナーというオーストリアの女性監督さんだそうです。

フランスの南部ルルド地方は奇跡の治癒で有名な聖母マリア巡礼の地。全身麻痺を患うクリスティーヌは巡礼ツアーの一員としてルルドにやってきます。そこから始まる巡礼ツアー一行の人間模様・・・そんなお話なのですが、この模様がスゴイんです。

奇跡を題材にした映画だから・・・と、わりと静粛なものを想像していたのですけど、中盤から後半にかけて(どんどんと)想像に反していくんです。前半はルルド巡礼の模様を粛々と見せていて、それはそれで異世界を見る面白さがあるのですが、少女に奇跡が起きることで展開が変化していきます。この模様がスゴイんですよね。少女に親心を持つ老婆、冷ややかに(下世話に)見守るおば様方、奇跡に躍起になる聖職者達、同じ身の目線の巡礼者、輝きに心奪われる男たち・・・様々な立場で奇跡を見守ります。

この模様が一変するラストシーン、全てが凝縮されていて大感心!!でしたね。けっして宗教的に収束する映画ではないんです、すごくユーモアたっぷりの人生観を感じます。

なぜ少女に奇跡が起きたのか? この映画の問を考えると、ますます深いものを感じます。こういう人間模様を見ると、大局的に見れば、人は平等なのかも??なんて考えたり。

主演のシルビー・テステューは、全身麻痺という役どころなんですが、その抑揚を抑えた感じがイイんですよね。それから、レア・テステューの曲者ぶりにもニヤリ。名前は分かりませんが、皮肉屋のおば様方も(最後まで見ると)なかなかナイス!なんです。

巡礼地が舞台ので、宗教色はあるものの、その根底は人生に対するユーモア?なのかもしれません。そんなことを感じた映画です。

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