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2012年8月31日 (金)

善き人   (8/2)

「善き人」という映画を見ました。ビゴ・モーテンセンが主演です。

1930年代のドイツ、大学で文学を教えるジョンに、ナチ党から呼び出しがかかります。そして、彼の命運が変わっていくのでした・・・そんなお話。

主に戦争直前のドイツが舞台になってます。だから、ユダヤ人迫害が始まる前後ということになります。主人公が一般市民で、政治とは無縁で、ユダヤ人とも親しい・・・そんな設定。それが、意図せぬとはいえナチ党員になっていくんですから、大きな葛藤の結末が待っています。

主人公のジョンは、けっして悪い人ではないんです。人生の所々でいくつかの選択をし、それが意図せぬ方向に進んでしまい、最後には大きな罪を感じることになってしまう・・・見方・考え方によっては(大なり小なり)誰にでも当てはまること。ただ、それがナチスドイツであったということで、大きな罪のドラマになっています。

そんな環境の中でも、ジョンは葛藤を続けます。何も(誰も)救えないわけだけど、そういう意味で「GOOD」というタイトルは意味深です。
個人的にも、「善き人」の意味を自問自答すると、断崖絶壁に立たされてるような気持ちになったり。

戦争を背景にしてはいますが、この映画はちょっと独特です。妄想として、時々、周りの人達が歌を歌い出したりするんです。ジョンの心的描写なのでしょうけど、ちょっとミュージカル風味だったりもします。

私は、何度も一時停止をかけながらも(これはイカン、と)見続けました。やっぱり辛い流れのストーリーって、くじけるんですよね。(だから、最近は見易いTVドラマに流れてしまうわけで、これって思考停滞にむかっているのかな??)

ともかく、戦争が背景のドラマは辛いけど、絡み合った倫理感覚が(なかなか)興味深い映画だったと思います。

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2012年8月30日 (木)

7デイズ    (8/3)

「7デイズ」という映画を見ました。臓器移植をテーマにした、ちょっとだけ社会派なサスペンス。主演はダーモット・マローニー、ダイアン・クルーガーのお二人です。

肺を患う娘を持つ検事。彼は、余命わずかとなった娘を救うべく、臓器移植を求めてメキシコへ渡ります・・・そんなサスペンス。

臓器移植をテーマにした映画は数多くありますが、この映画は、臓器提供の背景となる社会と、それに係る人の倫理を問う・・・そんな結末が待っていました。もちろん、サスペンス仕立てなので、謎解きやアクションなんかもあってスリリングに進行しますから、硬派な社会ドラマという類ではありません。

でも、最後の展開は無情だったな・・・深いものを打ち込まれますよ。

人として、親として、社会人として・・・こうなったら、正しい選択なんてないですよね。世界は平和じゃないし、社会は平等じゃないし、人は幸福じゃない。かなりネガティブな思いが残ります。

まあ、映画だから、スリリングさやストーリーのかけひきを楽しむことはできますが、こんな選択を迫られたら(私なら)立ち直れません。

娘を救う為に、異国の地を奔走する父。そして最後に選択した結末は・・・どうぞ、ご確認を!!

それから、(個人的には)ロザンナ・アークエットが(主演ではないけど)出演していたこともポイント。最近はTVドラマばかりで顔をみていましたので、映画でもガンバっているは嬉しい限り。私の世代には馴染み深い女優さんなので・・・

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2012年8月29日 (水)

南の島のリゾート式恋愛セラピー   (7/4)

「南の島のリゾート式恋愛セラピー」という映画を見ました。ヴィンス・ヴォーン主演のコメディです。

四組の仲良し夫婦が、ハワイ旅行を兼ねて、夫婦セラピーツアーに行く・・・といった内容のコメディですね。

これ、なかなか豪華な顔ぶれなんです。ヴィンス・ヴォーン、ジェイソン・ベイトマン、ジョン・ファヴロー、マリン・アッカーマン、クリステン・ベル、クリスティン・デイヴィス・・・・ジャン・レノまで出ています。

そんな顔ぶれが、南国リゾートで巻き起こす痴態・醜態は可笑しく楽しいです。

ただ、終わってみても、各々の夫婦の問題って何?何が解決したの?それでイイの?・・・そんな感じ。

まあ、コメディですから、笑って大目に見ましょう!

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2012年8月28日 (火)

デビル・ストレンジャー   (8/8)

「デビル・ストレンジャー」という映画を見ました。サミュエル・L・ジャクソンやルーク・ウィルソンが主演しています。

意外といっては失礼ですが、あまり評判を聞かなかった映画だったけど、すごく面白かったです。というか、見終わった後の余韻が(けっこう・・)続いてます。

内容的には、不倫をした為に会社を首になり家族を抱えて路頭に迷う男が、不可解な男につけ狙われ、事件に巻き込まれていく・・・そんなサスペンス。

一見、不条理を盾にした不可解なホラーものか! 途中までは、そんな感触を受けます。それはそれで面白いのですが、終わってみれば、キャラクターの関係が(しっかりと)つながっていて、それでいて各々の個性が強烈に残るんですね。しっかりとドラマが収束して、尚且つ、怖さの広がりを感じます。お見事!!

意味不明なセリフや不可解な行動を取る犯人役のサミュエル・L・ジャクソン、この映画では、嬉々とした怪演を感じます。(もともと、個性的ではありますが)
ルーク・ウィルソンの人のイイ感じも、さすが!ですよね。
それから、レスリー・ビブという女優さん、(出番少ないながら)重要で強烈なキャラクターを感じさせます。

更には、ドライで熱さを感じさせる色合いの映像も(なかなか)怪しさを醸しだしています。この感覚、まさにサミュエルの怪人像が映える雰囲気なんですよね。

原題は「MEETING EVIL」だそうですけど、まさにイメージぴったりで、(個人的には)佳作な一本だったと思います。

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2012年8月27日 (月)

プレイバック     (8/24)

「プレイバック」という映画を見ました。今時のホラーでした。

ツタヤさんで新作を物色してたら、クリスチャン・スレーターが出演と記載されているDVDを発見。早速借りて見てみたら・・・!??
確かに出演してますけど、スゴイ役なんですもの、ビックリというかガックリというか。彼のポジションって、今はこんな感じなんでしょうか、ちょっと唖然。

というわけで、主演は(名前も知らない)若手俳優陣です。(皆さんハイスクールです。)

内容的には、「映像」に神秘性(媒体性)を持たせ、そこに過去からの因縁を絡ませた、オカルトチックなホラーですね。そして、活躍する(犠牲になる)のはハイスクールの面々・・・今時でしょう?

鮮烈な映像が続くので一気に見てしまいましたが、内容的には分かったようで(あまり)理解できてないかも。とにかく、クリスチャン・スレーターの役どころに驚きの一本?でした。

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2012年8月25日 (土)

マイティ・ウクレレ   (8/2)

「マイティ・ウクレレ」という映画を見ました。これは、ウクレレ楽器をテーマにしたドキュメンタリーです。

映画の内容がどうのこうのというよりも、音楽好きな方にどうぞ!というソフトです。ある意味、企画勝ちかな。
そういう私も、このDVDを借りたのは、ジェイク・シマブクロの演奏が入ってるらしいから、でした。実際はライブ模様を(ほんの)少しだけでしたが、内容が楽しかったので一気に完観。終わる頃には、ウクレレ欲しな・・・なんて思ってるから、単純です。

世界中の(ほとんどがアメリカですけど)ウクレレ奏者のインタビュー及び演奏風景をリレーしていく作りなんですけど、やっぱり音色と演奏スタイルに魅力があるから、見ていて楽しいですね。

このドキュメンタリー映画は、テーマを感じたりは(多分)しません。ウクレレって楽しそうだよなって、それだけだと思います。でも、それだけで満足できる映画だとも思えます。
まあ、お好きな方に、どうぞ!・・・そんな感じです。

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ヒューゴの不思議な発明   (8/24)

「ヒューゴの不思議な発明」という映画を見ました。マーティン・スコセッシ監督作で、去年のアカデミー賞を賑わした映画ですね。

いろんなニュースで、この映画のウワサは耳に入っていたけど、実際に見たら(ちょっと)驚きです。傍から見ると、マーティン・スコセッシという方はバイオレンス物が得意かと思ってましたから。あまり精通してるわけではないのですが、ニューヨークが舞台、あるいはマフィアが出てくる、または音楽モノ・・・短絡的ですが、そんなイメージでした。

これは、パリが舞台で、映画(創成期の映画)へのオマージュなんですね。こんな優しい映画も撮られる方なんだ、と(今更ですが)感心です。

一人の少年が、その逆境にも負けずに父の意思を解き明かしていく(一人の老人と周りの人達を助けることになる)・・・この流れが、サイレント映画時代の監督ジョルジュ・メリエスとその作品を見出していくことと重なっていくんですよね。

再生とか救済とか、そんなような意味合いを、ファンタジック(そしてノスタルジック)な風合いで、最後は映画へのオマージュに昇華させてく・・・そんな感じです。

面白かったのは、映画創成期当時の撮影模様、この様子、かなり気合が入ってます。特撮を手品に例えてる感覚は、大納得。どちらも見る人を驚かすのが楽しくて!・・・みたいな様子は、見ている側(私)も楽しくなってきます。
撮影風景は(まるで)遊戯みたいではありますが、それがスクリーン上では夢見心地になるんですから、マジックです。大勢の大人が(それも大まじめに)作り話を撮影して、更に大勢の人が、それを見る為にお金を払って泣いたり笑ったり。(我ながら!)人って不可思議??

リアリィティを追求するような刺激性はないけど、愛情(映画愛ともいえそう)たっぷりの映像満載で、素直に楽しい映画でしたね!

(この映画で、すごく気に入ったシーンがあります。それは主演の二人の少年少女が駅構内で大群衆に揉みくちゃにされるシーン。瞬間的ではありますが、ハッとさせられました。何故か、一番気に入ってます。)

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2012年8月23日 (木)

コバート・アフェア シーズン2 DVD1~8巻   (8/22)

「コバート・アフェア」のシーズン2のDVD1~8巻を見終えました。パイパー・ペラーボが主演のドラマですね!

個人的には、パイパー・ペラーボが主演というだけで、ついつい見てしまうシリーズです。

もちろん、それだけじゃなくて、とてもスパイ物とは思えない?ライトさが(イイ意味で)心地良いです。この「ライトさ」というのは、(様々な)バイオレンスさが少ない・・・ということで、予告等でアクションを売りにしているわりに、人間味あるドラマが多くて(特に微妙な男女間のニュアンスが)楽しいです。

シーズン1では、アニーことパイパー・ペラーボが新人諜報員だったわけで、体当たり的な活躍だったのですが、このシーズンでは(すっかり)ベテランの様相です。どんな危機的状況でも規定通りに(時には命令無視で)乗り切っていきます。結果として人情味ある解決に向かうのは定番ですが、これが心地よし。

それと、このシリーズは海外(世界各国)が舞台になることが多くて(本当にロケしているのかは知る由もないのですが)、そんな雰囲気も楽しめます。

今シーズンは、(ちょっと)ホロ苦い後味の終わり方でしたが、アメリカではシーズン3を放映中とか。日本でのリリースが楽しみなシリーズですね!!

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2012年8月22日 (水)

ジョン・カーター    (8/22)

「ジョン・カーター」という映画を見ました。これは、20世紀初めにアメリカで発売されたSF小説が原作なのだそうです。SFの原点などと(雑誌等ででは)伝えてますね。ちなみに、監督さんは「ウォーリー」を撮った方だそうです。

19世紀のアメリカ、流れ者のジョン・カーターは、ある洞窟で黄金を見つけます。そこで異世界の人物と遭遇し運命が大きく変わっていきます・・・そんな出だしのSF。

古代のローマとかギリシャとか、そういった古代民族国家の雰囲気と、クリーチャーによる異世界の雰囲気をかき混ぜて、しかも舞台を火星にしたことでSF冒険アドベンチャーになりました・・・そんな感じです。要は、異世界で自分の力を誇示する、そういったロマンスかな。

重力の違う火星では地球人がスーパーパワーを持ったり、火星人は赤肌だったり、海がない為に船は空を飛んだり、火星のプリンセスとロマンスがあったり・・・と、楽しめる映像が盛り沢山です。
でも、個人的には、地球での(ヒネリの)ストーリーが印象的だったかな。
あと、主人公のジョン・カーターことテイラー・キッチュのアウトサイダーぶりが面白かったですね。

地球のジョン・カーターが火星のジョン・カーターになる・・・そんな大冒険もの。あまり理屈的にならずに古典的ヒーロー&ロマンスを楽しむ・・・そんな類の映画かな。
(ただし、このラストは、更なる疑問を投げかけるもので、考えると深いかも?)

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2012年8月20日 (月)

エリア407    (8/3)

「エリア407」という映画を見ました。原題は「TAPE407」だそうです。

ニューヨーク発LA行の飛行機が墜落し、生き残った人々が何者かに襲われる・・・そんな一夜を追ったモキュメンタリー。

こういう映画って難しいですよね。経費が少なくてもスリリングな映画が作れる?(想像ですが)、そんな魅力があるのかもしれないけど、全体像を少ない映像と(説明的な)セリフで現すわけで、いかに少ない情報で面白く見せなければならないか・・・素人目にも大変そう。
思い出すのは「クローバーフィールド」(こちらは大作!)なんですが、あれは面白かったですよね。これも、イメージ的には似ていると思えます。ただし、それほど巧妙ではありません。

出演者の皆様は大熱演だったのですけど、どうも言動が合ってないような気がしてなりません。ディテールは悪くないと思えるんですが・・・。

出演者の方を誰も知らないので(私が無知なだけかも)、多分、少出資額映画なのかもしれません。そういう意味なら、それなりに健闘を感じれる映画かも??

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2012年8月19日 (日)

ディア・ブラザー   (8/17)

「ディア・ブラザー」という映画を見ました。ヒラリー・スワンクが主演です。

無実の罪で終身刑のなった兄を救おうと弁護士を目指す妹・・・そんなお話なのですが、これは実話がモデルになっているそうです。映画だから脚色はあるのでしょうけど、スゴイ話ですよね・・・

司法試験には受かったけど、法廷で手腕を振るうような弁護士になった訳ではないし、ただ証拠を見つけ出したというストーリーなんですが、長い月日を費やす、諦めない・・・そんな姿が感動的です。

人生を無駄にしないで、という周りの声に翻弄され葛藤するけど、それこそが人生なんだなって思えるラストシーン。信念を貫いて報われる瞬間って(やっぱり)良いものです。

正直なところ、実話ベースだから感動も大きい・・・という部分はあると思います。ヒラリー・スワンクとサム・ロックウェルの兄妹ぶりに引かれる映画でもあります。過度に感動を煽るような映画でもないし、凝った演出もされていません。兄を救おうとする妹の意思とそのステップを一つ一つ描いていく、そんな丁寧さに好感の持てる映画でしたね。

それにしても、兄妹の絆ってこんなにも強いものなのか・・・私には分からない、というか(ちょっと)羨ましい関係かな??

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2012年8月18日 (土)

ダーク・シティ     (8/10)

「ダーク・シティ」という映画を見ました。1998年の映画、有名ですよね。私も昔、しっかりと見ており、スゴイ!と興奮した覚えがあります。最近再版されたので、再度チェックしてみました。

内容は、異世界の生物が人間の記憶を操る・・・物凄く簡単に言えば、そんなSFです。(今更ですが、有名ですよね??)
ルーファス・シーウェル、ジェニファー・コネリー、キーファー・サザーランド、ウィリアム・ハートが出演しています。監督はアレックス・ブロヤスです。

14年後の感想としては、主人公が記憶と葛藤していく様子が(今見ても)斬新で面白いですし、それの表現(デザイン)も素晴らしいですね。これが、「マトリックス」より1年程前で「インセプション」よりも12年程前の映画なのですから、改めて感心です。でも、後半の戦いのシーンは(さすがに)未熟なところを感じたかな・・・まあ、時の流れです。

「マトリックス」や「インセプション」とかに興味があって、SF好きなら、ちょっとオススメです。全体的な完成度には(やや)不満も残るし、絶対的にアナログ感覚なんですけど、古い映画であることを差し引けば(十分に)見所満載だと思います。
ここまで世界を自由に構築してしまう映画なんて(なかなか)ありません!!(私が古いだけかな・・・)

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ルルドの泉で   (8/3)

「ルルドの泉で」という映画を見ました。シルビー・テステュー、レア・セイドゥ等のフランスの俳優さんが出ています。監督はジェシカ・ハウスナーというオーストリアの女性監督さんだそうです。

フランスの南部ルルド地方は奇跡の治癒で有名な聖母マリア巡礼の地。全身麻痺を患うクリスティーヌは巡礼ツアーの一員としてルルドにやってきます。そこから始まる巡礼ツアー一行の人間模様・・・そんなお話なのですが、この模様がスゴイんです。

奇跡を題材にした映画だから・・・と、わりと静粛なものを想像していたのですけど、中盤から後半にかけて(どんどんと)想像に反していくんです。前半はルルド巡礼の模様を粛々と見せていて、それはそれで異世界を見る面白さがあるのですが、少女に奇跡が起きることで展開が変化していきます。この模様がスゴイんですよね。少女に親心を持つ老婆、冷ややかに(下世話に)見守るおば様方、奇跡に躍起になる聖職者達、同じ身の目線の巡礼者、輝きに心奪われる男たち・・・様々な立場で奇跡を見守ります。

この模様が一変するラストシーン、全てが凝縮されていて大感心!!でしたね。けっして宗教的に収束する映画ではないんです、すごくユーモアたっぷりの人生観を感じます。

なぜ少女に奇跡が起きたのか? この映画の問を考えると、ますます深いものを感じます。こういう人間模様を見ると、大局的に見れば、人は平等なのかも??なんて考えたり。

主演のシルビー・テステューは、全身麻痺という役どころなんですが、その抑揚を抑えた感じがイイんですよね。それから、レア・テステューの曲者ぶりにもニヤリ。名前は分かりませんが、皮肉屋のおば様方も(最後まで見ると)なかなかナイス!なんです。

巡礼地が舞台ので、宗教色はあるものの、その根底は人生に対するユーモア?なのかもしれません。そんなことを感じた映画です。

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ナイトライダーネクスト DVD1~9巻  (8/2)

「ナイトライダーネクスト」のDVD1~9巻を見終わりました。80年代に流行ったシリーズの現代版ですね。

私的には、ナイトライダーに何の思い入れもありません。もちろん、知ってはいますが、あまり見た覚えもありません。
なので、新作としてチェックしたわけですが・・・これはイタダケませんね。

導入エピソード自体は力入ってる感じはしたけど、その後は、全てに関して安易なんですもの。80年代のディテールを踏襲しているのかもしれないけど、出来上がった現代版はライト過ぎます。
(トランスフォーメーションとロボット合戦は、さすがに興ざめ・・)

フォローしますと、イイ意味でポップな感じがします。キャラ同士の会話が軽快なリズムで続くから、とっても見やすいし楽しいです。だから、安易だよなって思いながらも、想定内で楽しめてしまいます。(まあ、アメリカTVドラマの悪い面でもあり、反面スゴイ部分でもあり??)

80年代版は、確かトランザムがベース車だったと思いますが、こちらはマスタングですね。それもコブラ!!

そんな勇姿と軽快なキャラを楽しむのが現代版!かな。

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2012年8月16日 (木)

激走!5000キロ   (8/10)

「激走!5000キロ」という映画を見ました。米タイトルは「THE GUMBALL RALLY」という映画で1976年公開のものだそうです。最近リリースされたのですが、面白そうなので見てみました。

1976年のアメリカ、随分前ですよね・・・私ですら、幼すぎて覚えてない頃。

この映画は、クルマ好きの仲間が集まって、アメリカ横断の無許可レースを断行する、そんな内容です。

まずは早朝のニューヨークからスタートします。人も車もまばらな街並みを背景に、フェラーリやらポルシェやらベンツやらコブラやら・・・が疾走します。当時はスーパーカーなのでしょうけど、今見るとクラシック。街並みも(当然ながら)70年代だから、ちょっと別世界を感じたり。この感覚は楽しかったです。
さらに西へと舞台が変わっていきます。中央部は、流れ行く景色程度の扱いなのですが、ネバダからカルフォルニアにかけて、また盛り上がってきます。
特に感激したのが、カルフォルニアで河川敷をフェラーリとコブラが疾走するシーン。もう、楽しそうで楽しそうで、かなり羨ましかったです! このシーンの、この感覚、最近の映画でも(時々)味わったような気もします。ということは、水しぶきの中、車を気持ちよく走らせる楽しさ(シーン)の原点はココにあったのか???(そう思えるくらい楽しかったです。)

キャストの面々は、さすがに馴染みの少ない方ばかりでしたが、それでも(いろいろと)楽しめた映画ですね。ストーリー的には中身は(ほとんど)ないのですけど、アメリカ好き・クルマ好き、そんな方にはオススメです。(映像の質感は古いので、その辺りは覚悟して見てください。)

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ハンター   (8/2)

「ハンター」という映画を見ました。ウィレム・デフォーが主演です。オーストラリア映画ではありますが、ウィレム・デフォーが主演なんです。特にファンということもないのですが、「ストリート・オブ・ファイヤー」で心熱くした世代としては、涙モノなんです・・・ガンバっているなって。

企業の依頼で絶滅危惧種のタスマニアタイガーを求めて、一人の男がタスマニア島にやってきます。滞在先で男は母子3人の家族とうち溶け始めます・・・そこから始まるドラマ。

絵柄は、とても地味です。タスマニアの自然景観は寒々としてますし、(正直なところ)タスマニアと言われても感動するわけでもないし。その山中を、ウィレム・デフォーが一人、タスマニアタイガーの痕跡を追って彷徨い歩くんです。想像通りに地味目です。

でも、ドラマはしっかりと(渋めに)進行していきます。滞在先の母子3人との触れ合いも(とても)微笑ましいです。特に、子供達が素朴に可愛いんですよね。お母さん役もフランシス・オコナーが演じていて、ちょっと久しぶりのお目見えだったし。

そして事件が起こるわけですが・・・タスマニアタイガーを追うことの背景にある人間社会の業が、ハンターとして雇われたウィレム・デフォーに象徴されていく過程は(渋めながらも)感動大です。

己の罪を払拭する為に、最後に決断行動する姿は(それが正しいか否かは別として)、ストイックな男気を感じます。ウィレム・デフォー、まだまだ健在!ですね。

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空飛ぶペンギン   (8/3)

「空飛ぶペンギン」という映画を見ました。ジム・キャリー主演のコメディです。

M&Aのエリート社員のトムは、離婚したばかりで、仕事づくしの毎日。ある日、父親の他界の知らせとともに贈り物が届きます。なんと、ペンギンなのでした・・・そんなお話。

ニューヨークの街で、仕事に成功している男の部屋にペンギン・・・このミスマッチがコメディの発端ですね。あとはジム・キャリーの独壇場です。そこに家族愛と動物愛が加われば、どんな無理でも通ってしまいます。そもそもコメディなんですから。

そう考えれば、可笑しくて楽しい映画でしたよ。ジム・キャリーの得意の押しの会話も、(多少)流れから浮いても(強引に)笑えるし。その辺は、いい意味で「さすが!」ですね。

刺激とか毒気とか、およそ無縁な類ではありますが、どこを切ってもコメディ! そんな楽しさはありましたね。いわゆるファミリー・コメディなので、お子さんと楽しむといった用途にも使えそう・・・そうじゃなくても笑えますが(私)。

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2012年8月15日 (水)

タイタンの逆襲   (8/16)

「タイタンの逆襲」という映画を見ました。サム・ワーシントンが主演で、「タイタンの戦い」の続編になるそうです。

ギリシャ神話の神々の戦いに半神(人間)ペルセウスが巻き込まれる・・・このパターンは不変ですね。

で、どうだったかと言うと、(わり切り、なり切りで)面白かったです。
ギリシャの神々を完全にキャラクター化してしまってる辺りもスゴイし、人類存亡の戦いにまで押し拡げているストーリーもビックリだし、その戦いの絵的な出来も(なかなか)楽しめました。

まあ、設定が設定だけに、展開に無茶を感じないこともないのですが、これだけ盛り沢山に見せてくれるのですから文句は言えません。

魅力的なのは、サム・ワーシントン扮するペルセウスのキャラクター。前作よりも(少し)粋な感じになってるんですね。余裕があるというか、大人になったというか・・・イイ感じで成長させています。

神々の時代が終わり、人間の時代になる・・・この解釈はスゴイですね。神々の黄昏って呼んでましたけど、この映画の根底にもあるんですよね。神々が消滅していく・・・なんて発想は独特だと感じます。

まあ、あまり考えず、次々とくり出すペルセウスと神々の活躍に見入る!これが、この映画の正しい見方かな?? まさに冒険活劇な映画でした。

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2012年8月14日 (火)

アナザーワールド   (8/3)

「アナザーワールド」という映画を見ました。2011年のスペイン映画だそうです。

不思議な映画でしたね。簡単にいうと、自殺をした(しようとしている?)少女が、生死の間に迷い込んで、生へ戻る為の戦いに挑む・・・みたいなストーリーです。

すごくナイーブな内容です。内面的な世界を一時間半に渡って描いています。間接的に、直接的に、自殺に対する言葉を映像化している・・・そんな感じなので、かなり抽象的です。どちらかというと、ちょっと若い感性を感じます。

映像も特徴的でして、近代的で無機質な街並みと、その裏側を感じさせる退廃的でダークな(異次元的)空間と、柔らかなアニメーションを組み合わせています。さすがに違和感を感じることもありますが、独特でした。
そんなところも、ナイーブさを感じた所以ですね。

この感覚は、どちらかというと日本映画に近いのではないでしょうか。特にアニメーション等に多いナイーブさを感じました。スペインの若者と日本の若者の感性って近いのかな???

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マシンガン・プリーチャー   (8/3)

「マシンガン・プリーチャー」という映画を見ました。ジェラルド・バトラー、ミシェル・モナハンが出演しています。

これは、南スーダンで孤児院を維持する米国人サム・チルダースという方をモデルにした映画だそうです。どこまでが現実でどこからが脚色なのかは分かりませんが、なんともスゴイ人がいるものです。

そもそも、スーダンの現状をろくに知らない私には、サム・チルダースという存在よりも、映画の内容の方がショックだったわけですが・・・その辺りを、サムの葛藤を通して(じっくりと整理して)見せている作りに感心(関心)大です。

気性の激しいサムが、不条理なスーダンの状況の中に置かれたら? 助けようとした子供たちを目の前で失ったら? 子供たちを助けようとしているのに結果が悪化したら? スーダンでは危機的状況なのに、アメリカの家庭や友人知人間で理解を得られなければ?・・・そんなシチュエーションが、見ている側(私)に多くの問を残します。
この葛藤は、どんどんフラストレーションが溜まっていくもので、とても痛々しく辛いですね。(見ていても、そう感じます。)

現在も活動中の方ですので、映画自体にも結末はないのですが、けっして正義として扱っていないところには好感が持てます。ただ、悲惨な状況下にあって、それを脱する為に戦い続ける・・・みたいなインパクト。意義の大きさは実感しますけど、難しいですよね・・・

そんな実在モデルをジェラルド・バトラーが大熱演。キリスト教に帰依する部分はピンとこなかったけど、アフリカでの葛藤模様は(なかなか)迫るものを感じましたね。

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2012年8月13日 (月)

ウォリアーズ・ウェイ   (8/2)

「ウォリアーズ・ウェイ」と言う映画を見ました。チャン・ドンゴン、ケイト・ボスワース等が出ています。

私は、ほとんど韓国映画を知りませんので、主演のチャン・ドンゴンという方も知りませんでした。この映画は、彼の初ハリウッド作らしいです。

映画は、最強の暗殺者が同族に追われてアメリカ大陸に渡る・・・そんなところから始まる、ちょっと変わった西部劇です。

そのほとんどがCGで出来ているアクションムービーですが、劇画チックを強調した色使いやアングル使いは、なかなか突出しています。代わりにリアリィティは下がるわけですが、内容が殺伐としたものだけに、この効果には面白さも感じます。
切ったり刺したりがなければ、けっこう「オモチャ」的な世界観なんですね。ただ、このバランスは難しいかも。

ストーリーは、一貫したものは感じるけど、絶対的に殺伐としていて(絵柄とは対照的で)、あまり楽しいものではありませんね。最初から最後まで切ったり刺したり・・・見方によっては大虐殺ムービーです。まったくの劇画ムービーです。

かなり異色な世界観ですが、アクション映画の一つの形として、興味を感じた一本でした。

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ラスベガス シーズン2(DVD1-12)   (8/3)

「ラスベガス」シーズン2をDVD(1~12巻)で見ました。このシリーズ、けっこうファンです。

シーズン1のラストで主演のダニーがイラクへ派兵されるのですが、(当然ながら!)シーズン2は彼が帰ってくるところから始まります。ちょっとシリアスにドラマが進行して、「趣きが違う?」なんて思わせるのですが・・・ダニーを無事にキャラクター陣に組み込んだら、やっぱり「ラスベガス」そのものでしたね。要は、楽しい!ってことです。

「24」のように、刻々と(テンポよく)事件は進み、キャラクターが入れ替わり立ち替わりに活躍していく様は痛快なのですけど、このシリーズのポイントは・・・皆が(入れ替わり立ち替わりに)笑わせてくれること。基本的にコメディな活躍が見所なんです!

まず、このシリーズの顔は、ダニーことジョシュ・デュアメル。彼は華がありますよね、実際、映画界でも人気ですものね。粋な感じが羨ましい?役者さんです。
さらには、ジェームズ・カーン。大御所ですけど、活き活きと?コミカルなシーンに絡んでくる様子が楽しいです。
そして、個人的にお気に入りは、サムことヴァネッサ・マーシル。彼女の活躍、時として(恐ろしい程に?)大笑いしてしまいます。

シーズン2の終わりには、(やっぱり)シーズン3への伏線が張られるのですが、今回はキャラクター全員に対しての伏線になっています。これはクセになりますよね!

余談ですが、アメリカのTVドラマって、(必ず?)舞台となる都市を背景にしますよね? ローカル色を強調するのは、やっぱり広大な土地に住む人種(国家)だからでしょうか。
まあ、見てる私も、(それが)楽しみの一つなんですけどね!

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2012年8月12日 (日)

トロール・ハンター   (8/8)

「トロール・ハンター」というノルウェー映画を見ました。すっかり定着した感のあるモキュメンタリームービーですね。

私、あまり、モキュメンタリーと言われる映画を好んでは見ないのですけれど、これは(わりと)面白かったです。

ノルウェーの山奥という景観、妖精伝説と怪獣退治、大学生と無粋なハンター・・・すごく素朴な絵柄なのに、アクションがダイナミックなんです。

学生達のカメラ目線で妖精ハンターを追う流れは、けっして新しい感覚ではないし、どこか間延びした感じもあります。でも、それを一転させるのが、ハンティングされるトロールという妖精伝説化された生物。この現れ方がスゴイんです。モロに怪獣なんですもの・・・。
それなのに、それに対抗するのが、政府から依頼を受けた(たった一人の)老いぼれハンター。百戦錬磨の強者風ではあるけど、その戦い方は、どこかレトロ。
それなのに、最後は大スペクタクルに。

この辺りのアンバランスさが面白いし、絵的にダイナミック!です。

とにかく、ノルウェーの(冬の)山岳風景の中で、トロール伝説を怪獣化してしまったこの映画・・・ストーリーを楽しむ類ではないけど、最後まで見ると(ある意味)唖然とします。

この感覚は、意外に日本的かも??

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2012年8月 6日 (月)

ペイド・バック    (8/3)

「ペイド・バック」と言う映画を見ました。ヘレン・ミレン、サム・ワーシントン、そしてジェシカ・チャスティン等が出演しています。

60年代半ば、ベルリンで3人のモサドメンバーがナチス戦犯を捕らえ連れだそうと暗躍します。戦犯を射殺した彼らは、イスラエルの英雄となるのですが・・・そこから始まるサスペンスです。

私は知らないのですが、これはイスラエル映画のアメリカ版リメイクだそうです。元を知らないので評価するのもナンデスが、なかなか雰囲気のあるサスペンスになっていたと感じます。

何が良いかというと・・・サム・ワーシントンとジェシカ・チャステインの極限の関係に、たまらなく雰囲気を感じます。それをそのまま現代の関係に持ってくるヘレン・ミレンの様子も、さすが!なんですよね。

原題が「The Debt」というそうです。負債というタイトルなわけですが、過去の嘘が現在の自分を脅かすことになった時、どう対処するのか? そんなことを題材にしたサスペンス。そこに男と女の関係を織り込んで、雰囲気の良いサスペンスになっていたと思います。

舞台はイスラエルからベルリンに、そして60年代から現代へ、何度も行き来します。なかなか(冷戦時の)政治色を感じるサスペンスです。でも、実は、傷を持つ大人たちの長い月日をかけたラブストーリーでもあるんですね。そんな感じがグッとくる映画でした。

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2012年8月 5日 (日)

マリリン7日間の恋   (8/3)

「マリリン7日間の恋」という映画を見ました。ミシェル・ウィリアムズが主演です。彼女のマリリン・モンロー姿、話題になりましたよね。

正直言うと、ミシェル・ウィリアムズのマリリン・モンローって想像し難かったのですが、見終わったら大納得。
はじめは違和感が有りましたが、展開する毎に(不思議と)彼女に引かれていきます。最後は主人公の青年に成りきって、マリリン・モンロー(ミシェル・ウィリアムズ)に憧れていたり。
マリリン・モンローをリアルタイムで見ていた世代ではないので(見なおして憧れた覚えもないので)、ミシェル・ウィリアムズ=マリリン・モンロー・・・と錯覚してしまうくらい魅力的なキャラクターでしたね!

というのも、これは(直接に)マリリン・モンローを描いたものではなくて、映画の憧れた青年が、年上の女性(女優)に淡い恋をする・・・といったラヴ・ストーリーになっているんです。だから、このモンローは、その青年から見たモンローなんですね。なので、魅力的な女優という面と魅惑的な年上の女性という面が強調されていたと思います。その辺りのミシェル・ウィリアムズの感じが(とても)イイんです。男観かもしれないけど。

もちろん、ワガママな面や、薬の依存、等々・・伝え聞くものを垣間見るシーンもありますが、(やっぱり)これは年上の女性との淡い恋の物語です。モンローとの淡い恋、つまりはモンロー世代の憧れの体現かもせれませんね。

年上の女性と青年との恋、スター女優と新人スタッフとの恋、この構図が(とても)魅力的。加えて、ミシェル・ウィリアムズが(その恋)を魅惑的に盛り上げていましたね。
(男としては?)主人公の青年に大共感な映画でした。

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2012年8月 4日 (土)

ウェンディ&ルーシー   (8/3)

「ウェンディ&ルーシー」という映画を見ました。ミシェル・ウィリアムズが主演しています。この映画自体は2008年のものらしいですね。

ミシェル・ウィリアムズといえば、インディペンデントというイメージは(確かに)あるけど、これはまさにインディペンデントな映画でした。全編、とっても素朴です。

一人の女性ウェンディが壊れかけの車に乗って、愛犬ルーシーとともにアラスカを目指す・・・そんなストーリーなのですが、その目指す理由が「生活」の為。つまり、ミシェル・ウィリアムズはホームレスの役なんですね。アラスカであれば、ホームレスでも仕事が得られる、生活にお金が(あまり)かからない、そんな象徴の地なんです。

2008年といえば、アメリカが(世界が)傾いた年ですものね。車に全財産を載せて(仕事を求めて)移動する・・・他人事に思えません。

そんな旅の途中、車の故障でオレゴンの地に足止めされたウェンディに、現実の厳しさが追い打ちをかけます。それでも立ち上がって目的地へと旅立っていくわけです。
目的地アラスカが、希望の地とか約束の地みたいにイメージされるけど、けっしてそうじゃないのが現実なのでしょうね。でも、彼女にとっては再スタートの地であるからこそ、孤独であっても目指すという強い意志を感じるストーリーです。もう、自分にはそれしかない、そんな孤高さを感じます。

まさに、「ライフ・イズ・コンティニュー」といった感じですね。孤独で、怖くて、情けなくて、・・・それでいて自由、そんな感覚の映画でした。

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2012年8月 3日 (金)

人生はビギナーズ   (8/3)

「人生はビギナーズ」という映画を見ました。マイク・ミルズ監督で、ユアン・マクレガー、メラニー・ロラン、クリストファー・プラマーが出演しています。

5年前に母を亡くし、その後にゲイであるとカミングアウトした父も亡くしたオリバーは、父の人生を回顧する生活の中で、アナという女性に出会います・・・そんな流れのストーリーですけど、言葉では表現できない繊細な雰囲気がたっぷりと楽しめる映画でしたよ!

とても良い心地が残る映画でしたね。もちろん、全てが納得できるわけじゃないけど、父親の人生と自分の人生とを交差させる構成・・・すっかり魅了させられます。
こういう映画を作り上げるって、その人を深く理解しないとできないことでしょう? だから、とっても愛情を感じるんです。そこには、多くの部分で「悔い」という哀しさから、ネガティブなものも(きっと)少なくないと思います。でも、それを、自分の人生を前に進めることにつなげていくんですね、その姿が(とても)心地良いんです。

人の変化・成長を爽やかに描く映画は沢山あるけど、これは(とても)大人チックで(それでいて)ナイーブです。とても基本的な本質(プライベートな関係)を丁寧に繊細に感じることができました。(ユアン・マクレガーとメラニー・ロランというキャスティングも、ナイーブな大人って感じにぴったりでしたし。)

でも、難しいんですよね、自分を守ってしまうのは(他人を排除してしまうのは)、それが心にとって楽だから・・・という部分はあるでしょう? でも、幸せになるためには努力しなければ!ですよね。

この映画で、クリストファー・プラマーがアカデミー賞(助演男優賞)を取ったとか、確かに印象深い役どころでした。そんなところも見所かも。

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2012年8月 2日 (木)

キリング・フィールズ   (8/3)

「キリング・フィールズ」という映画を見ました。これは、あのマイケル・マン監督の娘さんで、アミ・カナーン・マンという方の監督作だそうです。ちなみに、制作としてマイケル・マンの名前もありましたね。

テキサスで起きている連続少女失踪事件をめぐる、刑事と少女の物語・・・そんな感じでした。この刑事役がサム・ワーシントン、ジェフリー・ディーン・モーガン、ジェシカ・チャステイン、そして少女役がクロエ・グレース・モレッツです。なかなか通なキャスティングですよね。

私の注目はジェシカ・チャステイン。最近リリースされる映画では、彼女の顔を見る頻度が高くなってきていることに気づきます。この映画ではタフな女刑事なんですけど、(最近)いろんな役の彼女を見るから、女優として高評価されている人なのかもしれませんね。
(もちろん、この映画では、クロエ・グレース・モレッツもがんばってましたけど。)

映画自体は、私個人としては(少々)分かり難かった気がします。まず、それぞれの事件と犯人達のつながりが分かり難かったかな。それと、各キャラクターに多くの背景を感じるのですが、それとストーリーとのつながりが(やっぱり)分かり難かったです。もしかして、英語が分かっていたら、理解の度合いは(もっと)違うのかもしれませんけどね。(どの映画もそうでしょうけど。)

感心したのは、題材や舞台のせいもあるでしょうけど、(なかなか)ダンディズムが漂っていること。マイケル・マンのようにリアルで理想高いダンディズムとは違い、哀愁と包容力を感じるダンディズム・・・うまく言えませんが、そんな感じでしょうか。
特に少女(クロエ)と刑事(ジェフリー)の雰囲気が良くて、この辺りを(もっと)見たかったかなって思えます。

やっぱり、父親マイケル・マンの影響はあるものか・・・そりゃあ、多かれ少なかれ影響はあるのでしょうね。そんなことを思いつつ、雰囲気を楽しめた映画です。

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メランコリア   (8/3)

「メランコリア」という映画を見ました。これを見た私は、(少々)うつ状態に陥りました。しばらく、何も考えられいくらいに、嫌な気持ちに・・・。まあ、多少バイオリズムが下がっていた時に見たのが不運だったのかもしれませんが。

ラース・フォン・トリアー監督で、キルスティン・ダンスト、シャルロット・ゲンズブール、キーファ・サザーランド、シャーロット・ランブリング・・・錚々たる名前が連なった映画ですね。

簡単にいえば・・・メランコリアという惑星が地球の軌道と交差する、という現象を背景に、ある姉妹の命運を追ったストーリーです。簡単に言えないのは、姉妹各々の心理状態の変化。

前半が妹の悲しみ、後半が姉の悲しみ、そんな構成なんですけど、そのドラマに滅亡という絶対的な結末を加えているんです。なんとも、スゴイ映画です。

まず妹の結婚パーティから始まります。この様子が生々しく、肉親・知人のエゴが交差し、妹のジャスティンが壊れていきます。(この様子には、ジャスティンが普段から憂鬱の激しい気性であることも伺えます。)
そんな妹の面倒をみる姉クレアは、とても気丈で、結婚パーティの段取りも全て己で進めていきます。
まさに正反対な二人なのですけど、この映画の象徴(人の象徴)が投影されてたも思えます。

性格も反対なのですけど、この二人の立場がメランコリアの接近とともに逆転する辺りも意味深です。

絶対的終わりを前にした時の二人の反応・・・受け入れるのか、拒絶するのか・・・それは、それまでの生をどう生きてきたかに由来すのかもしれませんね。(この二人とは別に、旦那さん役のキファ・サザーランドがたどる結末も、人の象徴を感じます・・意味深です。)

私だったら・・きっと、クレアのように茫然自失になってしまうだろう・・と思います。(多くに人は、そうですよね??)

見終わって、(ちょっと)遠い目になってしまった私には、トラウマ的映画かも・・・(さすがは、ラース・フォン・トリアー監督です!)


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2012年8月 1日 (水)

テイク・シェルター   (8/2)

「テイク・シェルター」という映画を見ました。これは、家族(夫婦)のドラマ、心的病と葛藤する物語、それともサイコ・ホラー・・・なんて表現したら良いのか悩んでしまうような映画ですね。

というのも、いろんな要素のバランスと配置が絶妙で、様々な色合いを感じさせる映画なんです。

簡単に言えば、異常な嵐に襲われる妄想に取り憑かれた男の話なのですが、それだけだったら、よくあるストーリーですよね。
この映画でも、男が悪夢を見始めて(その行動に)異常性を見せ始める前半は、これは天変地異を予言した男の話か!と好奇心を刺激されます。でも、だんだんと男の精神的疾患がクローズアップされて、心的葛藤をする男とその家族のドラマになっていくんです。何の変哲もない(周りの)日常と(どんどん)離れていく男とその家族の姿は痛々しく、これは心の病と葛藤する人間(家族)のストーリーであるともいえそうです。

でも、淡々とした描写の中にも、「もしかしたら、ホントは・・・??」みたいなものが見え隠れするんですね。ストーリー的には、夫婦の力で病魔との葛藤を乗り越えていく再生の話なんですが、心のどこかで、「何か起きそう・・・」って。

この映画では、大きな破壊や破滅、人の死傷・・などの直接的映像はありません。それどころか、意外なほど静かに(日常的に)流れていきます。それなのに、怪しく悲愴的な雰囲気が漂ってるんですね。そのせいなのかな、ついつい最後まで見入ってしまいます。

結局、何かが起きるのか否か・・・その辺りは、見てのお楽しみ?? やっぱり、見る側はショッキングな刺激を求めがち・・なのでしょうか。

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