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2012年9月10日 (月)

ルート・アイリッシュ    (9/7)

「ルート・アイリッシュ」という映画を見ました。これはイラク戦争を背景にしたドラマで、ケン・ローチ監督の作品です。

幼馴染同士のファーガスとフランキーは、民間兵としてイラクに赴いていました。ファーガスが帰国していた時、フランキーはイラクで襲撃に合い戦死してしまいます。・・・そこから始まるサスペンス・ドラマ。

大きな特徴は、イギリスから見たイラク戦争ということ。民間兵を題材の中心にしていること。兵士達が壊れていく過程が、絶対的に悲劇であること。(ヒーローはいないということ。)・・・かな。

劇中で主人公が、アメリカ兵がイラクでどれだけヒドイことをしてきたかを語るシーンがあるんですけど、それは第三者として目の当たりにした戦争模様で、普段アメリカ映画ばかりを好む私には印象的でした。と同時に、その場にいた主人公達(戦争関係者)も(そこで)心が壊れてしまったんだ・・・というインパクトが強いんです。アメリカ兵の話を通して自らを語っているようさえ感じます。つまりは、過酷な状況においては、人間は変貌してしまうものかと。

帰還兵が日常に戻ることをテーマにした映画は多いですが、これは、日常に戻った帰還兵の変わってしまった心が(事件をきっかけに)戦場に戻ってしまう話だったと思えます。前半は戦争犯罪を暴く政治色の強いものかと感じていたら、段々と救いのない暗闇へと陥っていきます。そういう部分(ドラマ)は痛々しかったです。

もちろん、民間兵をテーマにした事件の謎解き・・・みたいなサスペンス風味もありますし、バイオレンス・アクションもあります。でも、基本は戦場で心が壊れた人たちのドラマだったと思います。登場人物のそれぞれの命運が、とっても繊細に見れる映画だったといえそうです。(やっぱりアメリカのソレとは違うものですね・・・)

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