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2012年11月10日 (土)

ラム・ダイアリー   (11/7)

「ラム・ダイアリー」という映画を見ました。ジョニー・デップが主演の話題作ですね。

1960年頃、ポール・ケンプは新聞記者の仕事を得る為にプエルトリコにやってきます。仕事を得たケンプは、そこでシュノーという女性と出会います。・・・そこから始まる恋と野望の物語。

見終わって、悪い意味で呆然としました。よく分からないんです。

2005年に亡くなったアメリカのジャーナリストの自伝をもとに作られた映画だそうですけど、ストーリー展開が(すごく)場当たり的な感じがします。私の拙遅な捉え方なのですけど、原作の面白そうなシーンを撮って継ぎ足した・・・みたいな印象。まあ、原作を知らないし、作者自身すら知らないのですから、余計な感想ではありますが・・・ケンプに何をさせたかったのだろうって思うんです。

面白くなかったわけではないんですよ。楽しそうなジョニー・デップには好感持てるし、笑えたりもします。ジョバンニ・リビシが同僚役で出てるのですけど、こちらも怪演というかノリノリです。加えて、アンバー・ハードは美しい!
そんな役者達が、南国の地で迷走する様子は異様な雰囲気があって楽しいです。ラテン・ジャズの盛り上げも怪しい雰囲気にぴったりだし。

ただ、横恋慕に盛り上がってきたと思ったら、警察沙汰を起こしたり。仕事(使命)に燃え始めたと思ったら、途中でクスリにはまったり、闘鶏に手を出したり、果てはブードゥーに頼る始末。そして、最後はするりと想像をかわした行動で終わります。確かに波瀾万丈な経験を見ることはできるけど、物語は見えてきません。

ジョニー・デップは、原作者のハンター・S・トンプソンという方のファンと聞きます。なので、そのキャラクターを描きたかったのかも?? そうであれば、それとして納得できる映画かもしれません。
面白可笑しく見れる反面、期待通りに進まないドラマに疑問を感じる映画でもありました。

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ディヴァイド    (11/7)

「ディヴァイド」という映画を見ました。これは世界終焉ホラーというか、なんとも絶望的な映画でしたね。

ニューヨークが火に包まれ、逃げ惑う人々を襲います。あるアパートの住人達は、その地下室に逃げ込み一命を取り留めるのですが・・・そこから始まるビル地下でのサバイバル。

まず、一切の説明的シーンもなく、壊滅するニューヨークのシーンから始まります。まったくビックリです。いろんな記事によれば、襲撃を受けたニューヨークとありますが、何の襲撃なのかもさっぱり。でも、大壊滅なんです。閉じ込められた人たちのセリフからは、きな臭い戦争から連想されるものを感じさせますが、まったくの未知の襲撃かもしれないし、もしかして、自然的な壊滅現象かもしれません。この辺りの作りには(すごく)意図を感じますよね。
更には、地下に住み込むアパートの管理人が、9,11の背景を持っていることを想像させるところからも、何らかの象徴的なものも感じます。でも、一切の説明的シーンはありません。

そんな背景を感じつつ始まるのですが、本編は(ずっと)地下室での密室サバイバルが続きます。意味不明のまま外的希望を断ち切られたり、生き残った仲間の信頼関係(力関係)が変貌したり、人の本質が垣間見えたり・・・と、辛さが加速していきます。
そして、最後の大絶望・・・見終わると、物凄く疲れます。絵的には惹きつけられるのですけど、こういう映画を見ると、人間に懐疑的になりますよね。

予告とかでは、ちょっとSFっぽいのかな?なんて期待して望んだのですが、まったくの絶望的な映画でした。内容的にはスゴイんですけど、けっして楽しくはありません。

主演はローレン・ジャーマンという女優さんで、なかなかの熱演を感じれ注目ですね! 
ヒローズに出てたマイロ・ヴェンティミリアという俳優さんも奇々怪々と変貌ぶりを演じていて見応え感じましたし、ロザンナ・アークエットが壊れていく女性に成りきっているのもビックリでした。

個人的には、ちょっと(内容的な)辛さも感じたのですが、でも、最後のシーンまで見てしまうと・・・唖然・呆然というか、言葉にならない感覚に襲われる映画でしたね。

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2012年11月 5日 (月)

ミッシングID   (11/2)

「ミッシングID」という映画を見ました。テイラー・ロートナーという若手俳優が主演のアクションムービーです。

両親と暮らす高校生のネイサンは、ある日、ネット上の失踪者リストの中に、自分の幼い頃の写真を見つけます。・・・そこから始まるサスペンス・アクション。

人気者テイラー・ロートナーに照準を合わせた映画として見れば、見所もたくさんあって見応えがあります。アクションスターとして見れば、彼はとてもスマートで切れ者風だし、実際にアクションが得意そう。

さらには、マリア・ベロとかシガニー・ウィーバーとか、脇を重鎮で固めている辺りも彩りを感じます。

加えて、ヒロイン役のリリー・コリンズが出ていますけど、この女優さん、フィル・コリンズの娘さんとか。

難を言えば・・・展開が物分かり良すぎる気がします。このストーリー展開、主人公の二人にとても優しいんですよね。間違えると、キッズ・アクションになっていたかも??(この映画は、しっかりとアクションムービーとして楽しめますけど・・・)

良く言えば、若手俳優テイラー・ロートナーの可能性を感じれる映画、悪く言えば、若手俳優テイラー・ロートナー頼りになってしまった映画・・・そんな風に思えました。

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2012年11月 4日 (日)

ダメ男がモテる本当の理由   (10/26)

「ダメ男がモテる本当の理由」という映画を見ました。マイケル・C・ホールが主演している、ちょっと変わったグローイングアップムービーです。

仕事もなく結婚もしてないモリスは、父親と同居する35歳男性。ある日、街で18歳の娘に声をかけられます。・・・そこから始まるモリスの(遅い)グローイングアップな物語。

不思議な感覚の映画ですね。コミカルな要素はあるけど、コメディと言うには少し趣きが異なりますし、とはいえシリアスな重みのあるドラマではありません。とてもシュールな雰囲気です。

35歳の(ちょっと強引な)恋愛において、自己の開放(成長)を実感させるドラマ。こういう感覚は若い世代を描いた方がドラマチックだとは思うけど、それが30代40代の姿だと実感(共感)がありますよね・・・それだけ世界は高齢化してるということか??(まあ、自分のことなのですけど。)

いろんな触れ合いを通して変わっていく(成長していく)、この過程は王道です。この映画でも、主人公モリスの身の回りの様子が微妙に変わっていく様子が面白いですね。私には意味不明なところも多かったけど、それでも意味深なつながりを(意味不明ながらも)感じれます。

雰囲気は軽快にコミカル、でも、必ず何か象徴しているものを勘ぐってしまう・・・そんな雰囲気がいっぱいの映画でしたね。

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フライペーパー    (11/2)

「フライペーパー」という映画を見ました。パトリック・デンプシー、アシュレイ・ジャッドが出ている犯罪コメディですね。

閉店間際の銀行、一人の男がカウンターで両替を済ませ、立ち去ろうとした矢先、二組の銀行強盗が同時に押し入ってきます。・・・そこから始まる犯罪喜劇。

一夜の銀行強盗という限られた範囲で、謎解きとストーリーの落し込みをコミカルでスリリングに見せていく・・・なかなか意欲を感じる内容です。伏線もたくさん張られていて、最後の最後で一気に展開する技なんかも楽しめます。
更には、パトリック・デンプシーがニクイ役どころをガンバっています。謎解きをホストしていく役どころなんですけど、しっかりとユニークさを披露しています。

でも、私的には、少し入り込めなかった気も。

ストーリー設定には、なかなか面白さを感じるけど、(私の中では)今ひとつ盛り上がらなかったかな。難を言えば、展開が(少々)蛋白だったような気もします。
基本的に密室劇になるわけだから、コミカルに、スリリングに・・・は、なかなか難しいですよね。

とはいえ、アシュレイ・ジャッドのクライムシーンなんて久しぶり!と思うし、パトリック・デンプシーの一味違ったユニークさとかも楽しめるし、伏線いっぱいのストーリーも(それなりに)面白いし、(おまけに)冒頭のアニメーションに大感心・・・そんな映画でした。

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2012年11月 3日 (土)

ブラインズメイズ    (11/2)

「ブラインズメイズ」という映画を見ました。クリステン・ウィグという女優さんが主演のコメディです。

開業したケーキ屋が潰れ、全財産を失ったアニーは30代独身女性。ある日、親友から結婚式のメイド・オブ・オーナーを頼まれます。仕事も恋愛もままならない状況の彼女は、親友の結婚式に向けて暴走を始めます。・・・そんなドタバタコメディ。

笑えます、絶対に! 英語が理解できたり、もしかしたら女性が見たりした方が(もっと)笑えるかもしれません。とにかく、このクリステン・ウィグという女優さんが曲者です。端正な容姿なのに、唐突に(突拍子もない)言動をくり出すところが絶妙ですよね。

更には、この女優さんが脚本まで手掛けたとか。ストーリーはともかく、各キャラを活かす(怒涛の)セリフがスゴイんですよね!意味不明なセリフを淡々と重ねて、しかもそれが(無性に)可笑しいから素敵です。ローズ・バーンにそこまでさせるか、メリッサ・マッカーシーって何者??そんな笑いがいっぱいです。
下ネタ頼りの部分と、自虐ネタ(共感)を織り込んでいる部分が多いのですけど、それらを(上手く)笑いと共感のドラマにしています。何より、キャラクターにパワーを感じれるところがイイんですよね。

いつもネガティブで、独りよがり的に爆発(失敗)してしまう主人公だけど、それを愛らしいと感じてしまったら・・・もう、すっかり楽しんでしまえる映画でした。とにかく、笑えます!

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2012年11月 1日 (木)

幸せへのキセキ    (11/2)

「幸せへのキセキ」という映画を見ました。マット・ディモン、スカーレット・ヨハンソン等が出ています。

最近、妻を亡くし、残った二人の子供の世話に追われる日々を送るベンジャミン。反抗的な息子は問題を起こして退学になり、幼い娘はどこか寂しそう。ベンジャミン自身も仕事を失い、妻を想い起こす喪失の日々。ある日、彼は決意します、動物園を買う・・・そんなヒューマンドラマ的コメディ。

これはイギリスで新聞のコラムニストをしていた方の自伝がもとになっているそうです。つまり実話がモデルになっている映画なんですね。

監督はキャメロンクロウです。個人的には好き映画を見せてくれる監督さんですけど、評価が様々になりやすいところが心配?な監督さんですよね。この映画も、良くも悪くもキャメロン・クロウらしい!と感じます。私的には良し!なのですけど、きっと違和感を感じる人もいたかも??

この原作本は日本でも発売されているらしいけど、(それを知らない私には、)完成度などの比較はできませんが、なかなか楽しい映画だったと思います。

何と言ってもキャラクターが輝いてますよね。この監督さん特有のものだと思うのですけど、一人一人がみんな(どこか)屈折していて、でも(必ず)良い人・・・なんです。みんなに見せ場があって、ドタバタとやっているうちに(いつの間にか)ポジティブな気持ちにさせられます。つまり、この人、イイよなって、感動してしまうんです。・・・主人公のマット・ディモンの葛藤ぶり、スカーレット・ヨハンソンとエル・ファニングの姉妹役の輝き、二人の兄妹の可愛らしさ、従業員の愛嬌ある異端ぶり、悪役的監査員ですらひと味違います。見せ場、いっぱいです!
その辺り、ちょっとズレて見えるとクドさになるのかもしれないけど、私はそんな所も含めて良し!とします。

音楽の使い方とか、キャラクターの見せ方とか、・・・やっぱり、この監督さんは(イイ意味で)健全で若々しいです。
笑ったり泣いたり、アップダウンしながら(楽しみながら)、いつの間にかポジティブな気持ちで見終われる・・・そんな映画でした。

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